診療科目

腎・透析科

ベッド数 23床
受入れ可能患者数 88名
医療設備 HD  HDF  On-line HDF 
LDLアフェレーシス  リクセル
スタッフ 看護師 7名   臨床工学技士 5名

次のような症状はありませんか?

足がむくむ
尿が泡立つ
尿が出にくい、痛みがある
尿の回数が多い
血尿が出た
健診でたんぱく尿や血尿といわれた
腎臓機能の低下をいわれた

以上の1つでも当てはまる方、
その他にも、尿にかかわる症状でお困りの方は、ぜひご相談ください。

当院では、平成28年4月から専門医が常勤しており、慢性腎臓病(CKD)、血液透析治療を中心に、腎臓・泌尿器・透析の専門診療をしています。
慢性腎臓病については、外来通院で食事指導や内服薬等の管理をおこなうほか腎臓病の知識を得てもらうための短期入院もおこなっております。
 血液透析の治療については、ご自宅や高齢者住宅等から通院される外来透析だけではなく、合併症をもつ患者さまの入院透析も数多くおこなっており、皆様が安心して透析を受けられるような体制を整えております。
 当院では軽度の腎機能の低下が認められる患者さまから、すでに透析が必要となっている患者さままで一貫した治療をおこなうことが可能です。

腎・透析センター長 福井崇之

日本腎臓学会専門医
日本透析医学会専門医
日本泌尿器科学会専門医
日本プライマリ・ケア学会認定医
日本内科学会認定医

より詳しいご説明は以下をご参照ください。

腎臓のはたらき

 腎臓は腰のやや上部に左右1つずつあるそら豆のような形をした臓器です。正常であれば大人の握りこぶし程度の大きさです。 1つの腎臓には約100万個のネフロン(糸球体と尿細管のセット構造)という尿を作り出す微小構造があり、フィルターの役割を担う糸球体で血液をろ過して血液中の不要な物質や水分などを尿として排泄しています。
1分間に糸球体が血液をろ過する量のことを糸球体ろ過量(GFR)とよび腎臓の機能をあらわす指標として使用されています。
 最近では、血液検査でわかる推算糸球体ろ過量(eGFR)が日常診療に用いられています。
この数値が健常者は100mL/分/1.73㎡程度ですが、腎臓病が進行するとともに低下していきます。
 その他、腎臓には酸や電解質の調整、造血ホルモンの産生、ビタミンDを活性化するなどのはたらきがあります。

慢性腎臓病(CKD)と治療

慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)とは、

① たんぱく尿が出ている状態
② 腎臓機能をあらわす糸球体ろ過量(GFR)が60mL/分/1.73㎡未満の状態

上記①②の両方、あるいはどちらかが3ヶ月以上続いている状態をさします。
つまり、腎臓のはたらきが慢性的に低下する病気で、日本では約1330万人(成人のおよそ8人に1人)の患者がいると考えられています。

 慢性腎臓病の初期には、自覚症状がないまま徐々に腎臓のはたらきが低下していきます。
そして、ある程度まで腎臓が悪くなると自然に治ることはなく、腎不全へと進行していきます。
腎臓のはたらきが正常の1/3程度まで低下すると、

  • 疲れやすい
  • むくみが出る
  • 吐き気がして食欲がなくなる
  • 息切れがする
  • 貧血になる

など、腎不全の症状があらわれることがあります。
また、慢性腎臓病があると心臓病(心不全、心筋梗塞)や脳卒中になりやすく、命に関わることも少なくありません。
 慢性腎臓病の原因の多くは糖尿病や高血圧症などの生活習慣病です。生活習慣は患者さまご自身による自己管理が重要であり、腎臓専門医とともに治療を進めていくことが必要です。なかでも食事療法、血糖値の管理、高血圧の治療、たんぱく尿の治療などが腎臓病の進行を遅らせるために重要となります。
 当院では外来治療以外に、腎臓病の進行を遅らせるための自己管理法を学んでいただき食事療法や内服薬の調整をおこなう目的で、腎臓病教育入院をおこなっています。

透析治療について

 我が国では現在約32万人の方が透析療法を受けておられます。透析を必要とする患者の1番の原因は糖尿病性腎症、2番目が慢性糸球体腎炎、3番目が高血圧・動脈硬化症による腎硬化症です。残念ながら、腎臓病が進行してしまった場合には腎臓のはたらきを補う治療(腎代替療法)が必要となります。

 腎代替療法の1つとして現在最も多くおこなわれているのが血液透析であり、当院においても血液透析を主におこなっています。血液透析とは腕の血管(シャント)から針をさしポンプを使って連続的に血液を体外に取り出し、透析器に循環させて不要な物質や余分な水分を取り除く治療法です。当院では透析液の清浄化によって従来の血液透析に加え、オンライン血液透析ろ過にも対応しています。

 治療開始にあたっては、患者さまだけではなくご家族さまにも透析療法についてご理解いただき、安心して治療を開始することが必要です。当院では腎臓・透析専門医の医師が、患者さまとご家族さまに治療について丁寧にご説明しています。

 さらに腎臓病や透析療法のみならず日常生活の過ごし方についても理解を深めていただくために「透析だより」を定期的に発行しています。
また筋力維持のために透析中の運動療法(エアロバイク)を患者さまの状態に応じて実施したり、ご自分で通院が困難な患者さまには自宅への送迎サービスなどをおこなっています。
 患者さまが生活の質を保ち自宅での生活が続けられるように透析スタッフとともに皆様をサポートしていきますので安心して通院していただけます。

お問い合せ先
尾原病院 地域医療連携室 078-743-1135

透析スケジュール

午前

曜日 時間
月 ~ 土 8:30 ~ 13:30

午後

曜日 時間
月 ・ 水 ・ 金 14:00 ~ 19:30
火 ・ 木 ・ 土 13:30 ~ 18:30

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