治療・検査

イレウス

イレウスとは、別名 ”腸閉塞”であり、様々なタイプ+8:9のイレウスがあります。
場合によっては緊急性の高いこともあり、注意が必要です。
イレウスを大まかに分類すると、3つのタイプに分けられ、それぞれ以下の様な特徴を有します。

  1. 単純性イレウス:腸腔内が機械的に閉塞したもので、腸管の血行障害がないもの
  2. 絞扼性イレウス:腸管内が機械的に閉塞したもので、腸管の血行障害があるもの
  3. 麻痺性イレウス:腸管の運動障害が原因で、腸が動かないことによるもの

よく見られるイレウスとは、一度でも開腹手術を受けた場合には、大なり小なり、おなかの中で癒着が生じます。
普段は癒着があってもちゃんと腸を通過するのですが、なにかのきっかけをもって、腸の通過が障害される場合です。

治療は鼻の穴から、イレウス管という3メートルほどの長いチューブを挿入し、少しずつ奥へ進めていき、溜まった腸の内容物を外に出してあげる、減圧術です。
これで7日以内に腸閉塞が解除されない場合には外科的治療の段階となります。

また、②の絞扼性イレウスと診断がつけば、緊急手術の必要があり、タイミングを逃せば、生命を揺るがす事態にもなりかねません。

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